Appleスペシャルイベント(2012年10月)の感想その2。新型Macbook、iMacなど

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昨日の記事の続きです。2012年10月23日(日本では24日未明)に行われたAppleスペシャルイベントの感想。今日はMacについてです。時系列的にはMacの方がiPadよりも先に発表されたのですが、個人的な興味順ということで(笑)

今回発表されたMacは、MacBook Pro (Late 2012)の13インチ Retinaディスプレイモデル、iMac (Late 2012)は21.5インチと27インチモデル、そしてMac mini(Late 2012)ということになります。

 

MacBook Pro 13インチRetinaモデル!

6月に行われたWWDC 2012では15インチRetinaモデルが発表されましたが、13インチはRetinaではありませんでした。僕はMacBook Air (Mid 2012)の13インチモデルを使っているのですが、今回のMBP 13インチRetinaは今後僕にとってマシンリプレースの方針を左右することになるかもしれない注目の機種です。

 

現行機種のMBA13とMBP13、今回のMBP13Retinaを比較したものを表にしてみました。とはいっても、すでに今年の6月の時点で個人的にMBA13圧勝評価で即買いした経緯があるので、僕としては今更MBP13が選択肢に入ることはあり得ず実質的にMBA13とMBP13Retinaの比較になりますが。あと、番外的にMacBook Pro 15インチRetinaモデルのスペックも置きました。サイズがひと回り大きくなってもいい場合は、当然MBP15という選択肢もあり得るので。

13インチモデル間で比較して一番スペックがいい、もしくは安い、というものを赤くしています(MBP15Retinaは対象外です)。他にもThunderboltやHDMIポートの数の違いや有無など、インターフェイスの違いなどもありますが、ここでは省略しています。

モデル MacBook Air 13インチ
(Mid 2012)
MacBook Pro 13インチ
Retina(Late 2012)
MacBook Pro 13インチ
(Mid 2012)
MacBook Pro 15インチ
Retina(Mid 2012)
CPU Intel Dual Core i7
1.8 or 2.0GHz
Intel Dual Core i7
2.5 or 2.9GHz
Intel Dual Core i7
2.5 or 2.9GHz
Intel Quad Core i7
2.3/2.6/2.7GHz
メモリ 4GB or 8GB 8GB 4GB or 8GB 8GB or 16GB
ストレージ SSD 128/256/512GB SSD 128/256/512/768GB SSD 128/256/512GB
HDD 750GB/1TB
SSD 256/512/768GB
解像度 1440x900 2560x1600 1280x800 2880x1800
厚さ 0.3〜1.7cm 1.9cm 2.41cm 1.8cm
重さ 1.35kg 1.62kg 2.06kg 2.02kg
価格範囲 102,800〜189,801円 144,800〜276,199円 128,800〜208,001円 184,800〜321,801円

価格例
CPU&メモリ最高
SSD256GB

145,801円 185,800円 184,800円 233,800円

最後の行の「価格例」は、僕が今使っているMBA13の購入条件と一緒で、「CPUとメモリは可能な限り上げる、ストレージはSSD256GB」というものです。

比べるまでもないわけですが、性能的にはMBP-Retinaが圧勝ですね。Retinaディスプレイの解像度は非Retina MBPの4画面分ですし圧倒的です。ただ、メモリ8GB固定はMBAの最大搭載可能メモリと一緒ですし、もの足らなく思ってしまいます。MBAのメリットは、かかるコストが少なくて済むのと、300gとはいえMBAが最も軽くて薄いので持ち歩きにいいということになりますね。

MBAを使っている身としてはアームレスト部分が薄いのに慣れてしまっているので、薄くなったとはいえMBP-Retinaには違和感を感じそうです。MBAは最薄0.3cmってのはともかく、裏の黒いゴム(?)足の高さを含めて、実際の使用時の机から手のひらまでの高さはだいたい0.8cmというところです。MBP-Retinaがどのくらいかは実機を持っていないのでわかりませんが、2cmは下らないのではないかと思っています。

僕も最初に買ったMacBookはMBP(Mid2010)でしたし、使っていればまた慣れるとは思いますが、今はこのMacBook Airの薄さを気に入っているので、次回買い替える際の悩みどころになるかもしれません。

ただ、やはりRetinaの解像度はとても魅力ですね。今、1440x900で使っていて贔屓目にも満足とは言えませんので。細かくなるにしても画面を広く使えるのはかなり心が動きます。

でも、もし僕が今MBAを持っていなくて「13インチのMacBookを買うぞ」ということになったら、今くらいのスペック&価格差ならまだMBA13を選ぶと思います。メモリが16GB載せれたら相当悩んだ上でMBP13Retinaにするかもしれない感じですが。でも、機動性やコスパよりも性能を重視することになるわけで、どうせならMacBook Pro 15インチRetinaにするかなあ…たぶん。

そもそも、今後もMBA13とMBP13Retinaが同様にラインアップされ続けるのかというところもありますけど。どう差別化していくんでしょうね。RetinaなMBAは遠ざかったのかなあ、という気もしています。

 

新型iMacは最薄部5mm!?

今回のMacの発表で一番ワクワクしたのは新型iMacのデザインですね。目を疑う5mmの薄さ。ついに21世紀が来たのかと思ってしまいましたよ! …12年前から来てますが(笑)

実際には裏の中央が膨らんでいて、そこにプロセッサとかが詰め込まれています。ほとんどの写真が一番薄いところしか見えない感じでしか載せてくれていないので、本体がフラットで5mmなのかと思ってビックリしてしまいます。

そのうちiMacにもバッテリー載せて、電源繋がなくても数時間使える、くらいになるんじゃないですかね? そしたらデスクトップなのか、ノート…っていうかモバイル機?のどっちになるんだろう?

iMacは2度と机には戻れなかった…
デスクトップ機とモバイル機の中間の機体となり
永遠に室内をさまようのだ。

そして机に戻りたいと思っても戻れないので、
そのうちiMacは考えるのをやめた。

…みたいな感じのエンディング(?)で。いや、そうなっても机に戻せばいいんですけど(笑)

デスクトップ機であっても内蔵光学ドライブは今後不要になってくるんでしょうかね。自分がMacBook Air使っているのでもはやDVDドライブが無いこと自体は意外でもなんでもないんですが。なんだか唐突にフロッピーディスクドライブが搭載されなくなり始めた頃のことを思い出しました。

薄さ以外では、今回初出となるFusion Driveがとても魅力的ですね。 フラッシュストレージ(SSD)とHDDを組み合わせたシステムで、SSDは高速だけど容量が少なく高価、HDDは大容量で安価だけど(SSDに比べれば)低速、というそれぞれのストレージが持つメリット・デメリットを補い合うストレージシステム。

よくアクセスするファイルはSSDに、たまにしか使わないデータはHDDに自動的に分散してくれて、しかも1つのドライブとして扱えるというのがかなり素敵です。システム関連のファイル類や、自分がよく使うアプリやデータがSSDに配置され、たまにしか使わないデータやしばらく使っていないファイルがHDDに配置されるのでしょう、きっと。

昔、というか今でも利用することは可能でしょうけど、搭載メモリの一部をRAMディスクとして割り当て、日本語変換IME(当時はFEPでしたか)の辞書ファイルをシステム起動時に配置して、高速に日本語変換ができるようにしていたことがありました。感覚的にはそれと同じような効果が得られるわけですね。ユーザがSSDだHDDだとデバイスをいちいち意識しなくていいという大きな違いがありますけれど。

テラバイトクラスのちょっと速度が落ちるSSD、みたいな感覚で使えるんでしょうね。当然、コスト度外視してHDD並みの大容量SSDを使えればより完璧なわけですが、そんなSSDいくらするんだ?みたいなことになっちゃいますね。

フュージョンドライブは現状のパソコンのストレージにおける最適解な気がしてきました。これは今後のMacBookにも採用して欲しいなあ。

 

2倍速くなったMac mini

僕はMacBookしか使ったことがないのですが、そのうち欲しいなあと思っているのがMac miniです。

非常に手頃なお値段だし、サイズも小さいし。家庭内サーバとして使いたいなあ、と。といっても、Thunderboltディスプレイとかも買わないといけないのと、現状NASだけで充分だし、DropBoxなどのクラウドサービスを活用しているところなので、家にサーバは別にいいかなというのもあるので。欲しいなあと思っているだけで、実際のところ優先度は低そうなんですが。デスクトップ機買うにしてもiMacとかの方が欲しいかなあ…

昔みたいに「ノートPCをメインに使うのはスペック的に厳しい、やっぱりデスクトップPCがなくては」みたいなのは今時ほとんどなくなって、ハイエンド志向でなければノートPCだけで充分メインマシンとして通用するようになりましたし、なにより気軽に持ち運べるノートPCの利便性は他に代えがたいものがあります。なんとなく今後デスクトップ機を買うことはないかもなあと思ったりもしていますが。

そんなわけで、あまり買うことを考えてはいないので流してしまったんですが、プロセッサが高速化したり、ストレージにFusion Driveを選ぶこともできるようになったりと、miniもなかなかいいですよね。

調子乗ってスペックあげたらいくらminiとはいえ高くついちゃうんでしょうけど。なんかそのへん自制するのが難しそうです(笑)

 

 【関連サイト】

アップル - Mac