Kinoppyで「進撃の巨人」を購入してみました
今更ながら「進撃の巨人」のコミックを読み始めました。ちなみに、アニメは観てません。残念ながら我が家で観れる放映局がないもので(笑)
東京スカイツリーから送信されるようになったらMXが入るとか入らないとかってことみたいなんですが、どっちにしろ今のところ観れないことには変わらないので。衛星アンテナも設置する気ないしなあ。
それはそれとして、原作読んどくかってことで「進撃の巨人」のコミック(現在10巻まで既刊)を買おうとしたんですが、僕専用のコミック用の本棚が結構いっぱいになってきたので購入を見送っていたのでした。この本棚に入り切らないコミックは処分しなければならない約束なのです(笑)
電子書籍なら場所取らないですね
当然まだ本棚にスペースはある程度ありますが、現在連載中の作品の新刊用にある程度は空けておかないとだし。前回の引越しでだいたい整頓してしまったこともあり、なるべくなら手放したくないコミックだけが残っている状況です。でも、「しばらく読まなくてもいいけどそのうち読み返したいなあ」程度のがほとんどなので、どうしてもってことであれば話は変わってくるのですが。とりあえず本棚の不要ファイル整理もデフラグもできない感じです。もちろん、本棚の増設は不可能です(笑)
嫁さんに交渉してみたところ電子書籍であればOKが出たので紀伊國屋書店のKinoppyで購入することにしました。
僕は電子書籍はまだほとんど馴染みがなくて、書籍を買ったらパスワードが書いてあって、サイトから電子データ(PDF)がダウンロードできるってパターンでiBookなどで読むことはあったのですが、購入ということでは今回が初めてです。
電子書籍なら本棚のスペースの心配がいらないというのはいいんですが、メインで使うデバイスがiPhone 5なのでいちいち拡大しながら見ないとかなあとか、1ページずつ読むことになるので見開きページとか興醒めしそうだなあとか、やはり手元に紙媒体で置いておきたいというところで二の足を踏んでいたところです。
とりあえず1巻買ってみて、問題なく読めるようなら続けて買えばいいし、やはり無理があるというのであれば本屋で買ってこようということで。
iPad miniで読むのが最適っぽいです
初めてマトモに電子版で読んでみた感想としては、iPhone 5でもいけるな、という感じでした。とりあえず文字が小さすぎたり、潰れてしまって読めない、とかはないようなので一安心。
MacとiPad miniにもKinoppyアプリを入れて読んでみましたが、さすがにiPad miniがベストな感じですね。画面を横にして見開きで読めるというのはかなり良い感じです。iPhone 5でも横にして読めないことはないですが、画面全体が入らないのでスクロールしつつ読まないといけないし、いちいちフリースクロールモードを終了させないとページめくりができないので不便ですね。
Mac(Windowsもでしょう、きっと)で読む場合は、画面の広さ的にも不満はないですが、マウスでページをめくる不自然さ、というところでiPadに軍配が上る感じです。
iPad miniでは横置きで見開き表示のままページをどんどんめくっていくことができます。大きさも単行本くらいのサイズでちょうどよく、まさにコミック感覚で読めます。
iPhone 5では下の方が切れています。フリースクロールにして縮小させて可能な限り表示範囲を広くさせたところです。が、横幅基準で調整されてしまうようで、アスペクト比の関係で縦方向が切れてしまいます。
さらに次のページを読むには、一旦画面をタップして、フリースクロールモードを終了させた後次のページにめくる必要がありますので、iPhoneでの横置きは実際のところ使えない感じですね。設定とかでなんとかなるんでしょうか?
iPhone 5の場合は、縦置きであればサクサク読んでいくことができます。上のような左右見開きのページの場合、ちょっと残念な感じですね。
でもまあ、それを除けばほとんど紙のコミックを読んでいるのと同じようなスピードで読める感じですね。たまに小さい文字や細かいところを見たかったら拡大すればいいですし。あまり不便ではないなという感想です。
KinoppyはApple ID決済が可能
KinoppyはクレジットカードだけでなくApple ID決済ができるので、iTunes Cardでチャージして、そこから支払う、ということができますね。クレジットカード情報を入力しない限り、使いすぎるという心配がありません。
iTunes Cardは15〜25%くらいの割引や増量キャンペーンをちょくちょくやっているので、実質的に安く購入することができるというメリットも大きいですね。
とりあえず、今回Kinoppyを選んだのは「Apple ID決済ができるからなるべくお得に買おう」というのが主な理由でしたが、バッチリ読めるということが理解できたので、次はKindleなどの他のサービスなども含めて検討してみようかなと思いました。
iOSだけでなく、AndroidやWindowsやMacなど、様々な端末で同期して使えるというのもいいですね。
これからは電子書籍で買おうかなあ…
Kinoppyだけに限りませんが、電子書籍は場所も取らないし、再購入も何度でも可能、というのもいいですね。もう持ってるコミックをまた買ってしまった、みたいなのも防げますね(笑) これからは電子書籍で買うようにしようかなあ… さすがに今買っている連載中のコミックとかは継続して紙で買おうかとは思ってますが。途中から電子書籍ってのも気持ち悪いので…
心配なのは、いつまでサービス提供されるか、というところですね。電子書籍サービスは過渡期ということもあり現在戦国時代のように乱立しています。
どこが覇権を握るのかなんて賭けでしかないですし、そのうち自分が利用しているものとは別のサービスが盛り上がってきて、いろいろ転々としていたら電子書籍ビューワーだけが増えていくんじゃないかとか。
さらに、いくら再購入不要とは言っても、サービス自体が終了してしまったら購入したデータがどうなってしまうのかなど心配は尽きません(そりゃまあ利用できなくなってしまうんだろうとは思いますが) まあ、紙の本で自分の家に保管していても火事で全焼とかしたら同じ事かーと思うことにしてますが(笑)
そもそも紙の本を読む機会が減っていたような…
電子書籍を使い始めたばかりなので、もちろん今のところまだ紙派ではあるんですが、よくよく考えたら自分的に紙の本を読む機会が減ってきているなあということに気が付きました。
夕食後の団欒時に家族ほっといて一人で漫画や雑誌読んでるわけにもなかなかいかないし、寝る前にちょっと読めるくらいでなかなか本を読む時間をとれなくなってきたこともありますし。時間とれたとしても本棚からコミック何巻か取り出して来て「さあ読むぞ」ってのは結構大仕事になってしまう今日このごろです。新刊購入時にだけ読んで、結局2回目を読めていないものも結構ある感じ。
iPhoneでヒマな時に気軽に読めるというのは大きいかもなあと思った次第です。
そんなわけで、これからはコミックだけでなく小説や技術書なども電子書籍での購入を考えてもいいかなと。できれば、今紙媒体で持っている本も電子データに切り替えていければいいんですが、背表紙切断して自炊するのは気が引けるし、再購入はちょっと考えにくいので、これから買う本を徐々に電子書籍に切り替えていく感じになると思いますけど。
紀伊國屋書店Kinoppy
カテゴリ: ブック
価格: 無料(掲載時)
紀伊國屋書店Kinoppy
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