MacのFinderで不可視ファイルは表示させたいけど .DS_Storeだけは消したい
Mac OS Xではファイル名がドット"."で始まる不可視ファイルは表示されないようになっていますが、.htaccessなどを作成・編集したりする時に不便なので僕は表示するようにしています。
不可視ファイルを表示させるようにするにはターミナルで、以下のコマンドを入力します。
$ killall Finder
非表示に戻す時は1行目の最後を false にします。
$ killall Finder
これで不可視ファイルが表示されるのはいいんですが、.DS_Storeなどの別に見えなくてもいいファイルたちも見えるようになってしまうのが難点ですね。仕方ないですが。
目次
すぐに切り替えられるようにエイリアスを作りました
上のコマンドを毎回打つのは面倒極まりないので、僕はとりあえず、~/.bashrc に以下のようなエイリアスを作って、すぐに切り替えられるようにしています。
(以下を追加)
# show hidden-files
alias hfon="defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles true|killall Finder"
# hidden hidden-files
alias hfoff="defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles false|killall Finder"
source ~/.bashrc で反映させるか、ターミナルの次回起動時から有効です。
hfon で不可視ファイルの表示、hfoff で非表示です。
これですばやく表示/非表示を切り替えられるようになりました。とはいえ、別に .DS_Store などがFinderに表示されていたところでたいした害はないので、たいていは不可視ファイルを表示させたまま使ってしまっているのですが(笑)
デスクトップに .DS_Store が表示されてしまうのが難点
ただ、不可視ファイルを表示させるようにしてしまうとデスクトップに .DS_Store のアイコンが配置されてしまうので、これがどうしても気に食わないところです。
そこで、Ds Store Removerという.DS_Storeだけを非表示にしてくれるMacアプリがあったのでインストールしてみました。
Ds Store Removerを使って.DS_Storeだけを消す
使い方はとても簡単で、「Choose Folder(s) 」ボタンから、.DS_Storeを消したいフォルダを選択するだけ。Path欄にFinderから対象フォルダをドラッグ&ドロップすることでも追加できます。下のチェックボックスがチェックされていれば、WindowsのThumbs.dbファイルも消してくれる機能付き。
ちなみに、.DS_Store自体をドラッグ&ドロップしても受け付けてくれません。あくまで、.DS_Storeが入っている「フォルダ」を指定します。ファイルではダメです。
「Clean Up!」ボタンを押すと、指定したフォルダから一斉に .DS_Store(およびThumbs.db)を削除してくれます。
デスクトップから.DS_Storeだけが消えました。やった!
.DS_Storeは滅びぬ。何度でも蘇るさ!
バッチリだと思っていたのも束の間。その後デスクトップに新しいファイルを置いてみたところ、なんと.DS_Storeがアッサリ復活してしまいました(笑)
そのフォルダ(デスクトップもフォルダです)に何らかの変更があると .DS_Storeがまた作られてしまうのです。例えばファイルが追加されたり、削除されたり、アイコンの並び順を整頓したり。そういうタイミングごとに、.DS_Storeに情報が保存される、なければ新たに作られるわけですね。
まあ、デスクトップに.DS_Storeが出ちゃってるのがカッコ悪いなあってだけで実害もないので「まあ、いいか」ってことになっちゃいそうですが。
デスクトップだけ例外的に.DS_Storeを表示しない、みたいなことできればいいんですけどね。何かいい方法ありましたら随時募集しておりますのでぜひ教えて下さい(笑)
そんなわけで、僕と .DS_Store との戦いはまだまだ続くのでした。
Ds Store Remover
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料(掲載時)