iPhone/iPadアプリのスクリーンショットからステータスバーを取り除く「trimit!」をリリースしました!

2012年10月23日、デザインビッツ初となるiPhone/iPadアプリ「trimit! - Status Bar Trimmer」をリリースしました!

trimit-icon.png

iPhone / iPod touch / iPadで撮られたスクリーンショットのステータスバーを簡単操作で取り除くことができるアプリです。「とりみっと!」と読みます。

iPhone/iPad両対応のユニバーサルアプリ、iPhone 5対応。iPhone 3GS/第3世代iPod touch/初代iPad以降で動作、対象OSはiOS 4.3〜6です。

 

主な機能

  • ステータスバーの切り取り
  • iPhone 5未対応アプリの上下の黒い余白の自動除去
  • 保存時のサイズ縮小設定

iOSアプリ申請時のスクリーンショット作成や、アプリ紹介ブログを書くのになにげに便利です!

 

trimit!の使い方

使い方はとても簡単! 下部にある3つのボタンを左から右へ押していくだけ。

trimit-mainscreen.png

 

スクリーンショットの読み込み

スクリーンショットを読み込みます。一番左の「読み込み」ボタンを使います。

trimit-loadbutton.png

 

対応しているスクリーンショットについて

対応しているスクリーンショットのサイズは以下の通りです。サイズは幅x高さです。縦置き・横置き画像のどちらにも対応しています。

  • 320x480 または 480x320 (iPhone 3GS, 第3世代iPod touch)
  • 640x960 または 960x640 (iPhone 4/4S, 第4世代iPod touch)
  • 640x1136 または 1136x640 (iPhone 5, 第5世代iPod touch)
  • 768x1024 または1024x768 (iPad, iPad2)
  • 1536x2048 または 2048x1536 (第3世代iPad)

iPhoneで撮影した写真やステータスバー切り取り済みの画像など、上記以外のサイズの場合は操作対象外となります。

そのiOSデバイスで撮ったスクリーンショットである必要はありません。カメラロールやアルバムに保存されていれば、例えば第3世代iPadの大きなスクリーンショットのステータスバーをiPhone 3GSで取り除くこともできます。

 

iPhone 5未対応アプリの上下の黒い余白の自動除去

iPhone 5(および第5世代iPod touch)から画面が従来のiPhoneよりも縦に176px長くなりました。

まだiPhone 5対応していないアプリをiPhone 5で実行すると、上下(または左右)に黒い余白が設けられ、画面中央に表示されます。

 

trimit-emptyspace.png

iPhone 5でスクリーンショットを撮るとこの余白も一緒に保存されてしまいますが、これは本来不要な余白ですので、trimit!で画像読み込み時に自動的に削除します。削除のための操作は不要です。

ステータスバーがないアプリでも黒余白がジャマな場合は、スクリーンショットを読み込んでそのまま保存するだけの操作で黒い余白を切り取ることができます。

これからリリースされるアプリは基本的に最初からiPhone 5対応されているでしょうし、既存アプリも続々とiPhone 5対応アップデートしていますので、限られた期間だけ役に立つ機能だとは思いますが、あると便利な機能だと思います。

 

ステータスバーの切り取り

スクリーンショットにステータスバーが写っていても特に実害はないわけですが、電話会社、電波状態、時計、電池残量など、ブログなどでのアプリ紹介には基本的に不要な場合がほとんどだと思います。trimit!でステータスバーをカットしてしまいましょう。

真ん中の「はさみ」ボタンを使います。

trimit-cutbutton.png

間違えてステータスバーを切り取ってしまった場合は、元に戻す(アンドゥ)ことができます。

trimit-undobutton.png

trimit-statusbar.png

 

 

アプリ申請時にはステータスバーを取り除くべき? 

僕は今回初めてiOSアプリをAppleに申請したわけですが、その際読んだ「iTunes Connect デベロッパガイド 7.4」(P.16 [PDF])には、アプリの申請時に添付するスクリーンショットには「ステータスバーを含めないように」と書かれていました。

AppStoreなどを見ているとステータスバーを含んだスクリーンショットがそのまま掲載されているアプリも少なくないですのでおそらく必須要件というわけではないようですが、少なくともステータスバーを削除することが推奨されていると判断しました。レビュアーによってはステータスバーがあるだけでリジェクト対象となることもあるかもしれません(レビュアーによって審査基準が違うとしたら感心できませんが…)

iOSアプリ申請時のステータスバーを取り除く時にとても便利です。

 

ステータスバーを取り除いたスクリーンショットの保存

右の「保存」ボタンを押すとステータスバーを切り取ったスクリーンショットがカメラロールに保管されます。

trimit-savebutton.png

 

保存時のサイズ縮小設定

いくら小さなiPhoneとはいえ、画像サイズは640x1136と一昔前のPCや小型のノートPCと大差ない解像度を持っています。そのままの大きさではブログなどで使うにはサイズが大きすぎますので、trimit!で画像のサイズを縮小してしまいましょう。

trimit-resizesetting.png

 初期状態では設定画面で「元画像のまま」が「オン」になっており、オリジナルサイズで保存するようになっています。このスイッチを「オフ」にすると、「横長時の最大幅」と「縦長時の最大高さ」が入力できるようになります。単位はpxで指定してください。

これらの設定値は画像の方向によってどちらかが採用されます。両方適用されることはありません。また、実際のサイズよりも大きな数値が入力された場合でも拡大はされません。

僕はこのブログ用には幅・高さとも500pxを指定しています。これでスクリーンショット画像の幅または高さが500pxを超えることはありません。

iOSアプリ申請用のスクリーンショットを作成する場合はオリジナルサイズのままご利用ください。

 

trimit!、よろしくお願いします!

以上、trimit!の使い方をザッと説明させていただきました。

ステータスバーやiPhone 5での黒余白のカットは、地味に手間のかかる作業です。とにかく自分たちが楽できるように作ったアプリで、実際trimit!作ってスクリーンショットの加工が楽になったなあと実感しています。iOSアプリ開発者や、iOSのアプリを紹介するブロガーさんたちに使っていただければ嬉しいです。

ご意見・ご要望もお待ちしております。ぜひぜひよろしくお願いします!

trimit! - Status Bar TrimmerApp
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥170(掲載時)

 

【関連サイト】

trimit! - Status Bar Trimmer | designbits