ゴールデンハニードワーフグラミーの子供と再会、ずいぶん大きくなっていました!

4ヶ月ほど前、7月5日に、「ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚がかえりました」ということでメダカ水槽の中にゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚がいっぱい産まれたことを紹介したんですが、その後、しばらくして全く姿を見なくなってしまいました。

ゴールデンハニードワーフグラミーは、オスが泡の巣を作って見張り、卵の頃だけでなく孵化した後も子供たちをオスが守る、イクメン魚なのですが、しばらくオスががんばって巣を見張ってる感があったんですが、そのオスも8月くらいから巣があった場所を放棄してしまって、全然守ってる感がなくなってしまったのです。

それまで水面の水草に隠れるようにいっぱいいた稚魚たちも見当たらず。探しても全然見つからなくなってしまったのもその頃からで、どうなったか心配でした。

メダカ水槽にはメダカだけでなくミナミヌマエビもいっぱい飼っているのでみんな食べられてしまったのかもしれませんし、そもそもゴールデンハニードワーフグラミーのメスが自分の子供たちを食べてしまうそうで、だから出産後はオスが守る(嫁さんですら追っ払う)という、壮絶なドラマが展開されるようなのです。

さらに巣が荒らされたりすると、それまで一所懸命子供たちを守っていたオスが育児を放棄して子供たちを襲うという話も読んでいたので、「なんなんだこいつら」という感じですが、まあ、そういうこともあったのかもなあと諦めていました。

 

9月頃、2匹の生存を確認!

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9月23日に撮影した写真です。かなりわかりづらいんですが、水面に浮かぶ水草に隠れるようにしてチョロチョロと泳いでいた少し大きくなった稚魚を2匹発見! 生後2ヶ月半くらいということになりますね。大きさは5mm程度でしょうか。とりあえず、この時はホッとして嬉しかったです。

当初、「オスが立派に守ってくれるだろう」と高をくくっていたので、全滅するくらいなら何匹か隔離しておいてやればよかったと後悔していたので、この2匹を見つけた時は僕と全米が泣きました。

ただ、子供たちを確認できたのはこの時だけで、その後はまた全然見つけられなくなってしまいました。水中の水草が伸び放題、藻が生え放題になってしまっていてジャングル状態になってしまっていたというのはあるんですが、密集する草が稚魚たちの隠れ家にもなってるわけだし、環境を壊して危険に晒す可能性を考えるとトリミングするのもはばかられたのでそのままにしておきました。

 

そして11月、再び生存確認!

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そして11月、さらに成長したゴールデンハニードワーフグラミーの子供たちに再会できました! 生後4ヶ月ってところでしょうか。体長は1cmくらいです。

最初、全然心当たりがなくて「なんだこの川魚?」みたいに思ってしまいました(笑) 中心の黒い線がよく見かける川魚に似てたのですが、何で人の家の水槽に勝手に泳いでいるのか意味不明だったんですが、よくよく見ると2本の長いヒゲが。「これ、グラミーの子供か!」と叫んでしまいました(笑)

親と同じように2本の長いヒゲがもう生えてるんだなあ。

 

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こっちは親が来た時の写真です。この後、体が平べったく、色もオレンジっぽくなっていくのかな。

今のところ2匹確認してますが、ちゃんと育っているようで安心しました。とりあえず、まだまだ小さいのでメダカの赤ちゃん用のエサもばら撒くようにしました。

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