燻製味付けタマゴを作る!えすたく式半熟タマゴ製法完結編
前回味付け半熟タマゴにしたものを燻製にします。ついに最終形です。
半熟タマゴを味付け半熟タマゴにするのに一晩〜1日、乾燥して燻製するのに半日、しめて1日半から2日くらいかかってしまいますが、これが一番ビールに合うので、2日かける価値があるというものです。
濃い目に味付けした味玉にさらにスモークの香りがついて、実に美味しいです。
乾燥させる
ジップロックに漬かっていた味付けタマゴを取り出し、キッチンペーパーで水分を吸い取ります。その後半日程度風通しの良い場所で乾燥させます。干し網があると便利です。
燻製開始
僕の燻製用道具はこんな感じです。カセットコンロ、百均で買ってきた中華鍋2つ、網、スモークチップ。みんな100円ショップやホームセンターで揃えられます。他に、缶のスモーカーも持ってますが、燻製玉子は中華鍋で作るほうが今のところうまくいっているので、今回は中華鍋でやります。スモーカーの方はまだイマイチ火加減とかつかめてなかったりするので。
あ、写真には写っていませんが、熱している最中は中華鍋の取っ手がとても熱くなるので、鍋つかみなどを用意しておきます。
アルミホイルで皿を作り、スモークチップを1〜2つかみ入れます。
必ず庭やベランダなど、屋外でやりましょう。でないと部屋中のものが燻製になってしまいます(笑)
網とタマゴをセット。そういえば網がはみ出てますが、これは特に理由もなくて、いい網が今のところ見つかってないから、というだけです。ちょうどいいサイズのが欲しいなあ。
強火で3〜5分熱すると煙が立ち始めますので、中火にして、もう1つの中華鍋をフタにします。結構煙は出ます。風下にいると煙くて仕方ないです。
あと、風が強いと鍋の隙間から風が入って中の温度が下がってしまったり、スモークチップが必要以上に早く燃えてしまってスモークチップの再投入などを頻繁に行わないといけなくなってしまったりします。できれば壁を作って風を防ぎつつ燻したいところです。僕は横にベニア板を立てて風を防いだりします。そのうち庭の隅にレンガ積んで専用の燻製所を作ろうかな、とか思ってます(笑)
30分ほど熱燻し、火を止めて10分間くらい煙に馴染ませたら燻製終了です。色の付き具合が物足らなかったり、時間前にスモークチップが燃え尽きてしまった場合などは、一旦網ごとどかしてスモークチップを再投入して燻し直しましょう。
良い感じのスモーク色が付きました。あとはこれを数時間冷蔵庫で冷やしておきます。
味くん玉、完成!
割ってみるとこんな感じ。中は半熟のままですが、燻製の熱のおかげでよりドロっとしました。外側は多少かたくなります。
しっかりスモークの香りがついて、実に良い感じです。濃い目の味付けなので、何もつけずにそのままいただきます。
2日くらい手間はかかるにせよスーパーの特売タマゴでこの満足度なので、高いタマゴで作ったらどれだけ違うかそのうちやってみたいものですね。