いしる納豆がヤバイくらい美味しくてリピート決定

先月、帰省を兼ねて石川に行ってきたのですが、「いかいしる」というお醤油を自宅用のお土産として買ってきました。

奥能登伝統の魚醤なんだそうです。

正直いいますと、僕は全く「いしる料理」というものを食べたことがなくて、「とりあえず面白そうだから買ってみよう。まあ、醤油の代わりにでも使えるんじゃないかな?」ってくらいの軽い気持ちで買ってきました。もし口に合わなかった時にダメージ減らすように、小さいサイズのボトルで買ってきたわけですが。

果たして…

いしるとは?

いしる(いしり)とは、能登半島北部(輪島・穴水・珠洲など)の伝統的な魚醤油。イカやイワシやサバの内臓・骨を塩漬けして発酵させて造られた魚醤です。魚醤というとタイのナンプラーやベトナムのニョクマムといったものが世界的に有名だと思いますが、日本でも秋田の「しょっつる」、瀬戸内のいかなご醤油、そしてこの能登の「いしる」など、各地で昔から様々な魚介類を使った魚醤があります。また、この3つを「日本三大魚醤」と呼ぶそうです。

「よしる」や「よしり」という名称になっていたり、「いしり」がイカの内臓、「いしる」がイワシやサバから、という分類になっていたり、能登地方だけでもいろいろな呼び方や分類があるようです。

とりあえず僕が購入してきたのは「いかいしる」というヤツで、上の分類だと「いしる」はイワシなどから造ることになっていますが、もうすでにここで違ってますね。この商品だとイカの「いしる」で「いかいしる」ってことになっているようです。

とりあえず、本エントリでは「いしる」で呼称を統一させていただきます。

 

料理例は?

いしる醤油の使い途ですが、僕は全く食べたことないので正直よくわかってないまま紹介するしかないんですが、一番有名なのは「いしる鍋」だそうです。イカや白身魚といった魚介類と野菜のお鍋に「いしる」を入れたもの。魚醤ですので、シーフードとの相性はバッチリなんでしょうね。

気になる「いしる」の味ですが、イカの味がするお醤油です(笑) 白飯の上にちょっと垂らして食べてみたら、まるでイカの塩辛が載っているかのような味わいが。イカの塩辛もイカの内臓を使ってますから、似たような味になるのは当然かもしれませんが。ただ、かなり個性的な味ではあるので、そのまま醤油の代わりになんでもかんでも、というのだとちょっと違いそうです。

 

とりあえず食べてみた

いしる鍋や、魚料理の時に調味料として使う王道の使い方をしてみたいところですが、まずはいつもの醤油の代わりに使ってみていい感じのものがないか探してみることにしました。

  

いしる納豆です!

いつもの納豆にカラシと、醤油の代わりに「いしる」をかけて、よくかきまぜてからご飯の上にのせます。あとはネギとかノリとかをパラパラと。

さっそく一口食べてみました。

 

やばい、かなりおいしいです!

 

イカ納豆? イカの塩辛納豆? そう考えればそんなに違和感もないわけですが、いつも食べてる納豆がずいぶん違った味に。あっという間にご飯一杯食べてしまいました。

いしる納豆、しばらくやみつきになりそうな感じです。

 

しばらくいろいろ他にも醤油の代わりに使ってみなくては。

無難そうなのは刺身や寿司とか食べる時に醤油代わりに使ってみるとかかなあ。魚介類との相性はバッチリだとは思うんで問題はなさそうなんですが。イカの塩辛みたいな味がつくとどうなるか、ちょっと面白そうです(笑)

卵かけご飯とかはどうかなあ…

【能登特産】いしる(いしり) 500ml(能登のイカを発酵させた醤油です)【能登特産】いしる(いしり) 500ml(能登のイカを発酵させた醤油です)

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