Theme Test Drive を使えば公開済のWordPressのリニューアルが便利そう

このブログのタイトル下に「日々のアレコレ。しばらくいろいろ工事中です」と書いてあるんですが、ここだけの話、正直、全然工事してません(笑)

レイアウトなど変えたいところはいっぱいあるのですが、というか、ほとんど変えたいのですが、一度ブログが動いてしまうとそうそう簡単に変更できない事情があり。

それというのも、新しいテーマを用意するにもその表示確認をどうすればいいのかというところで悩むんですよね。本番環境とは別のサーバやパスに、開発中のテーマを適用したテスト環境を立ち上げれば好き勝手できそうですけど、結構大仕事になってしまいます。それに、いくらテスト環境で動いているからといって、リリースしたらそれがそのまま本番環境で動いてくれるかとなると、動くだろうとは思いつつちょっと心配だなと。

リニューアル当日にMaintenance Modeなどのプラグインを使ってメンテナンスモードにしておいた上で移行作業するにせよ、もしかしたらテスト環境だけでしか動かないような対策に時間がかかる致命的な問題が発覚してしまってリニューアルは延期、というようなことにもなってしまうかもしれません。

ある程度は別環境で構築するにしても、できれば本番環境で、稼働させつつ新しいテーマの表示確認ができればベストなんですが。

Theme Test Drive というプラグインを使えば、ゲストユーザには今までどおりのテーマでブログを読んでもらいつつ、裏で管理者だけが別のテーマで表示確認できるということで、さっそく試してみました!

 

 インストールはWordPressの管理画面より、「プラグイン > 新規追加」で"Theme Test Drive"で検索してインストールできます。

Menu

Theme Test Driveを設定するには、管理画面のメニュー「外観 > Theme Test Drive」を選択します。

 

裏で使いたいテーマを選択して、Access Levelには10を、"Enable Theme Drive"を押して有効化します。"Disable Theme Drive"で無効化です。

複数のユーザで運用しているブログで管理者以外にも開発させたい場合は、Access Level を適切に設定してください。WordPress標準のユーザ権限ごとのユーザレベルは以下のようになっています。

  • 管理者(Administrator)…… 10
  • 編集者(Editor)…… 7
  • 投稿者(Author)…… 4
  • 寄稿者(Contributor)…… 1

例えば、編集者以上に作成中のテーマを見せたい場合は 7 を入力すれば、管理者と編集者であればログイン時に作成のテーマを確認することができるようになります。

 

Firefox login 2 

管理者ユーザでログインした状態のFirefoxで確認すると、先ほど設定した Twenty Eleven が適用されています。

Chrome nologin 1

管理者でログインさせていないChromeで確認してみると今まで通りのテーマで表示されています。

 

これならWordPressを運用しつつ、確実にリニューアルを行えそうですね。

…あとは作るだけか(笑)