えすたくぶろぐもWordPress 3.5にアップデートしました
先日テスト環境には入れましたが、えすたくぶろぐ本番環境もWordPress 3.5にアップデートしました。
WordPress 3.5の新機能としては、
- 新メディアマネージャー
- 新デフォルトテーマ(Twenty Twelve)
- 管理画面改善(Retina対応など)
- その他、開発者向け変更
などあるようです(くわしくはこちら)
特に「これが使いたい」という新機能があるわけではないのですが、とりあえずセキュリティ的にも最新版をキープしておくのがよいだろうってことと、ほっとくと管理画面見るたびに「更新してください」ってうるさいのでとっととアップデートしてしまおうかと。
アップデートの準備をしよう
WordPressのアップデートは管理画面から「いますぐ更新」ボタンを押すだけでいいんですが、万一アップデートに失敗した場合は目も当てられないことになってしまいます。うまく更新できたとしても重要なプラグインがまだ対応していないかもしれないし、いつでも前の状態に戻せるようにバックアップを取っておきましょう。
キャッシュ系プラグインの無効化または停止
以前、キャッシュ系のプラグインが動いたままWordPressをアップデートしたら動作がおかしくなることがありました。
その際はDB Cache Reloaded Fixプラグインを有効化させたまま更新したのでおかしくなっていたのですが、念のためキャッシュ系プラグインは全てDisable(無効化)、無効化のオプションがない場合はプラグイン自体を停止します。
僕はDB Cache Reloaded Fix、WP File Cache、Quick Cacheといったプラグインを無効化しています。他のプラグインを使用している場合も同様の対応をしておくといいと思います。
キャッシュファイルが大量に作られている場合があるので、そのプラグインのオプションにあればキャッシュファイルの削除も行なっておくといいと思います。ファイルが多いとあとで行う「ファイルのバックアップ」時に無駄に時間がかかってしまうので。
データベースのバックアップ
データベースのバックアップを取りましょう。僕はWP-DBManagerプラグインを使ってバックアップしています。
もちろん、mysqldumpコマンドを使ったり、phpMyAdminでエクスポートしてもいいです。とにかくデータベースの中身が最も重要です。万一失敗した時に備えて確実にバックアップしておきましょう。
ファイルのバックアップ
WordPressディレクトリ配下のファイルをバックアップしましょう。
僕はSSHでログインしてtarでバックアップして、FTPでダウンロードするようにしています。まあ、いくらアップデートに失敗したとしてもtarballごとふっとぶことは考えにくいので、サーバーに置きっぱなしにしたまま更新することがほとんどですが。たまにはちゃんとパソコンに退避しておくかな…
これで前準備はOKです。もしアップデートに失敗した場合も、データベースとファイルのバックアップさえあれば、アップデート前の状態には戻せるはずです。
いざ、アップデート!
あとは更新メニューから「WordPressの更新」画面を表示させ「いますぐ更新」ボタンを押すだけなのですが、いつもながら少し緊張します。
無事WordPressの更新が行われると、「データベースの更新が必要です」という画面に変わります。
「更新処理には少し時間がかかるかもしれません。しばらくお待ちください」と書いてありましたが、一瞬で更新完了しました。
アップデート完了
今回は何事もなくアップデートできたようです。よかった…
もちろん、使用しているプラグインやテーマ、カスタマイズ内容などによってはトラブルも発生するかもしれません。何か問題が発生した場合は落ち着いて、同じような症状の人がいないか検索したり、バックアップから元の状態に戻したりしましょう。
そうそう、アップデート前に無効化していたプラグインを再度有効化することもお忘れなく。
何か動作や表示でおかしいところがあった場合はぜひご一報ください。