アクアにエアコンドリンクホルダーを取り付けてみた
以前、アクアの後部座席にドリンクホルダーが1つしかないってことでリア用ドリンクホルダーについての記事を書いたことがありましたが、結局、フロント用のドリンクホルダーも付けることにしました。
これも槌屋ヤック株式会社製、「アクア専用エアコンドリンクホルダー(SY-A1)」です。
アクア標準のドリンクホルダーは正直使いづらいのです
アクアは中央のコンソールに2つ、左右のドアポケットに1つずつドリンクホルダーが付いているんですが、どちらのドリンクホルダーを使っても足元に置くことになります。運転中に飲み物を飲もうと思った時に、手探りでペットボトルを取ったり置いたりする必要があるので、お世辞にも使いやすいとは言えません。
一般道なら次の赤信号までガマンすればいいですが、高速運転中の場合などは視線そらすわけにはいかないですし。エアコン送風口に取り付けるタイプのドリンクホルダーならとりあえずそういう不便さはなくなります。
この商品はなかなか評判も良くて欲しいなとは思っていたんですが、一応、フロントには標準のドリンクホルダーがついてるからそこまで必要なものでもなさそうだ、ということで見送っていたのです。でも、やはり標準のドリンクホルダーがあまり使いやすくないと思うことが多いので購入しました。
アクア専用設計ですので、他車種には取り付けられません。また、2013年7月現在のアクアに対応です。今後のモデルチェンジで使えなくなる場合がありますのでご注意ください。
取り付けは簡単です
とりあえず取り付けはとても簡単で、いろいろレビュー読んでてもみなさん「すぐに取り付けられました」とか書いてあるので心配無用です。
が、箱の裏の説明も図入りで丁寧ではあるんですが、なんだかイメージがつかみにくい感じがしました。運転席用と助手席用の区別もつけにくいし。どうせなら実際のカラー写真載せればいいのに。 まあ、簡単なはずなのに説明だらけってのがわかりにくくさせてるんだと思いますが。
さらにパッケージには「取り付けはディーラーまたはカー用品店等に依頼してください」とか書いてあって、「もしかしたら結構難しいんじゃ?」みたいになかなかのプレッシャーを与えてくれます(笑) でも、2,000円しないドリンクホルダーつけるだけなのに、商品よりも高い工賃取られるのは納得いきませんからね。
そんなわけで、僕自身、店頭で説明読んだだけだとイメージつかみにくかったというのもありましたし、もし、これから取り付けようかと思っているけど取り付けがちょっと心配だ、という人がいるかもなので、写真付きで手順をまとめておこうかと思います。ぜひ参考になれば。多少端折ってしまっているので、もしわからないところがあったら遠慮なくご質問ください。
必要な工具としては、内張り剥がしがあればいいくらいです。今回の作業内容程度であれば持ってなくても何かしらの道具で代用できると思いますが、傷がつかないように十分注意しましょう。ちなみに僕は内張り剥がしはこれを使っています。
内張り剥がしなんてめったに使うもんじゃないですが、僕はこれまで車速ドアロック装置の取り付けの時にオーディオ周辺のパネル外したり、ドライブレコーダーの配線でAピラーの内張りを外したりとなんだかんだと内張り剥がしが活躍しているので、1本あった方がいいかもしれませんね。
さっそく取り付けてみました
アクアのエアコン送風口です。ここにドリンクホルダーを取り付けますよ。
内張り剥がしを送風口パーツのスキマに差し込んで、テコの原理でエアコン送風口を外します(この写真だけ助手席側で申し訳ないです(笑))
ちょっとスキマが開いたら場所を変えてまた差し込みます。あまり急いでやろうとしたり力を入れたりすると傷がついちゃいますのでゆっくり、慎重に。もし全然外れなくて「ここは力を入れないとダメそうだな」と思うことがあったら、多分何か間違ってます(笑)ので強行せずに、一旦深呼吸してやり直してみましょう。
ある程度スキマが開いたら引っ張り出します。こんな感じで送風口自体が外れます。
付属の透明テープを上部に貼ります。送風口上部はドリンクホルダーの金属部品と当たる箇所になるので、傷防止のために貼ります。
裏から見たところ。上の金属部分のツメを引っ掛け、下の両面テープで接着させて送風口を固定します。
ちなみに運転席用と助手席用は左右対称の違いしかないので、単に送風口に取り付けられるかってだけで判断できます。同時に作業しようとして「アレ?この送風口どっち側のだっけ?」みたいなことがないようにだけ気をつけておけば間違うことはありません。
送風口とくっつけるとこんな感じです。一応、両面テープがしっかりと付くまで1日ほどこのまま放置してくださいって書いてあるんですが、とっとと取り付けてしまいます(笑)
送風口を元の場所に差し込んで、グイッと押し込んで… 完成! もちろん助手席も同様に作業しますよ。
アクア専用設計だけのことはあり、まるで最初からついてたんじゃないかってくらいの一体感です。質感がちょっとチャチいですけど(笑)
これで夏は冷房で保冷、冬は暖房で保温ができるようになりました。2段階の太さに対応できるように可動式のスペーサーが付いてますし、底に滑り止めもついてるのもいいですね。
エアコンの風を出したくない時は今まで通り送風口を閉じることもできます。完璧です。
500mlのペットボトルを置いてみました。
ボトルが送風口全てを塞ぐわけではなく、半分程度風が当たる感じになりますね。ドア側にボトルが置かれるので実に控え目でジャマにならない感じですし、これなら左側の隙間からエアコンの風も届きますね。
あとは実際にロングドライブで使ってみてどんな感じかってところはありますが、今のところかなり満足です。