北海道旅行最終日

6月1日、楽しかった北海道旅行も最終日となりました。この日の旭川は爽やかな晴天。

この旅行は行きのカシオペアの雨の車窓、北海道初日の小樽での肌寒いくらいの曇りと前半は天気がイマイチでしたが、後半の富良野と旭川は暑いくらいの好天に恵まれました。とても過ごしやすかったです。

基本的にGW頃の関東での気温を想定した服を持ってきたんですが、後半の2日間はほとんど初夏の関東と同じ格好でも良かったくらいでしたね。半袖シャツも持ってくればよかったな。

最終日は旭川オンリー、旭山動物園と旭川ラーメンを満喫して、旭川空港から帰ります!

まずは宿泊した旭川グランドホテルの朝食バイキングから。な、なんと、イクラやカニが選べる!載せ放題!当然のように海鮮丼にしちゃいます。僕の盛り付けがテキトー過ぎてあまりおいしそうに見えませんが、バッチリでした。 あと、コックさんがその場で焼いてくれるオムレツも。チーズオムレツにしてもらいました。満足度高かったです。

おなかもいっぱいになったところで、いよいよ旭山動物園へ出発。 

 

正門から正々堂々と入る予定だったんですが、カーナビの言うことそのまま聞いてたら何故か東門に案内され、不本意ながら東門からコッソリ入ることに(笑) 東門だからか平日だからか、門の目の前の無料駐車場はかなり空いてました。

そうそう、門にたどり着くまでにあちこちの駐車場の係員さんに誘導されるんですが、そういうところはもれなく有料駐車場なので注意が必要です。相場は1日500円くらい。しかも有料駐車場だと、たいてい門まで結構距離がある上、結構な坂を徒歩で登っていかないといけないっぽいのでいいとこなしなのです。

でも、あの係員さんたちの自然な誘導っぷりには、初めて動物園に来た僕らのような観光客だったら「やっと着いたー。ここが駐車場かー」って何の疑問もなく有料駐車場に停めてしまいそうな感じだったりするのです。ふもとの有料駐車場に500円払って車停めて、赤ちゃん抱っこしたり、がんばってベビーカー押しながら急な坂を登って、ようやく門にたどり着いたと思ったら、すぐそばのガラガラの無料駐車場が目に入ってくるんですよ。その時のパパさんの落胆ぶりを想像しただけで涙が止めどなくあふれ、映画化が決定してしまいそうです。個人的にはパパ役は塚地武雅あたりでいいと思います。

ここで1つの疑問が。なぜ僕らはこの危機を脱することができたのでしょう? 旭山動物園どころか、北海道自体初めて来たというのに。自分で言うのもなんですが、こういう場合、僕もホイホイと有料駐車場に停めてしまいそうなもんです。でも、僕に死角はありませんでした!

種明かしをすると、前日ロプロスさんから「途中、周辺の有料駐車場に誘導されるので気をつけて」と助言をもらっていたのです。おかげで「これが噂の有料駐車場かー。ニヤニヤ」って感じで華麗にスルーすることができました。ロプロスさんのこの情報は、少なくとも僕と弟が運転する車2台分、1,000円の価値がありましたね。「金言」とはこのことを言うのでしょう!(意味が違います) 

そんなわけでこれから旭山動物園に行かれる方は「旭山動物園にストレスなく入園するたった1つの方法」って感じで記憶の片隅にでも置いておくと良いでしょう。というか、日本全国、観光地だとこの手の商売は多そうなので常に意識しておいた方がいいかもですね。もちろん、僕も有料駐車場さんの営業妨害するつもりはないですし、混んでたら有料駐車場でもやむなし、喜んで停めると思うんですが。とりあえず、繁忙期以外のおトク情報ってことで。

 

かなり脱線しましたが、そろそろ動物園に入ります。大人は800円、中学生以下は無料。さすがに市立動物園だけあってリーズナブル。年間パスでも1,000円なんですね。1年に2回以上来るなら迷わず年間パスポートです。

僕はペンギンが大好きなので、ペンギンのもぐもぐタイムを見たかったんですが、いきなり10:30にあったんですね。ちょっとホテルを出るのが遅くなってしまったので、間に合いませんでした。のんびりしすぎました。時間的なことを考えると1時半くらいがタイムリミットなので、13:45のも難しいな。残念ながら、ペンギンのモグモグタイムは断念することに。またいつかリベンジしに来ますよ!

 

というわけで、アザラシのもぐもぐタイムから。飼育員のお姉さんの周りにわらわらと寄ってきたゴマフアザラシたちがホッケなどをおいしそうに食べてました。そういえばこの旅行で油の乗ったホッケ食べようと思ってたのにスッカリ忘れてました。羨ましいです。

 

次は僕的に一番楽しみにしていたペンギン館。南極圏に住むオウサマペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンと、南米のチリ沿岸に住むフンボルトペンギンの4種が同居してます。この日は気温が20度くらいあったので、フンボルトペンギン以外はそろそろ暑くて大変なんじゃないかなあとか思ってたんですが、みんな結構元気そうでした。

オウサマペンギンとフンボルトペンギン。大きさの違いに注目です。フンボルトペンギンは南米原産で多少暑くても平気ですし、日本ではそこら中の水族館・動物園で飼育・繁殖されているありふれたペンギンなのですが、野生のフンボルトペンギンは絶滅危惧種に指定されているくらいの希少種なんです。

 

水中を華麗に泳ぐというか飛ぶ、ジェンツーペンギン。ペンギンの中で最も泳ぐスピードが速い種類です。繁殖シーズンということもあるのか、水中で泳いでるペンギンが少なかった感じでした。

 

冷房室ではイワトビペンギンが抱卵中でした。そろそろヒナが誕生するのかな。

 

こちらはホッキョクグマ。もぐもぐタイムには間に合わなかったので、残念ながらダイビングを見ることはできませんでした。すごく退屈そうに人間たちを眺めていて、かなり可愛かったです(笑)

 

こちらは本場のロプロスさんです。レッサーパンダに似ていますね。でも、本物のロプロスさんは今は九州に引っ越してしまったそうで、もう旭山動物園にはいないって、前日にロプロスさんに教えてもらいました。書いてて意味がわからなくなってきました(笑)

 

トラはやる気ゼロです。暑かったもんなあ…

 

 

地上17mのロープの上をすいすいと空中散歩するオランウータン。ガンダムの頭(18m)くらいのところを綱渡り。強風が吹いて落ちたらどうなっちゃうんだろう…とか余計なこと思っちゃいます。見上げながら思わずヒヤヒヤです。

 

さて、もっとのんびりと見ていたいのはヤマヤマだったのですが、時間も押しているので旭山動物園を後にします。北海道旅行最後の食事、「あさひかわラーメン村」で旭川ラーメンを食べます。

関東でもお店がある山頭火や青葉など、ラーメン村には8軒のお店が入っています。気になるお店がいくつかあったんですが、とりあえず元祖ってことで、梅光軒に入りました。

お店の人にオススメを聞いたら、「観光客の人には醤油がオススメです」ってことだったんで醤油ラーメンを。あと塩ラーメンと味噌ラーメンをそれぞれハーフで頼んで家族で分けあって食べることにしました。

…塩が一番美味しかったです(笑) しかも、僕だけじゃなく、嫁さんも弟たちも満場一致で。塩ラーメンはハーフじゃない方が良かったなあ。まあ、もちろん、人それぞれなのでご参考まで。結局、旭川ラーメンの特徴?定義?はよくわからないままでした。醤油が代表格なんだとしても、塩と味噌もあるし、関東で食べたことのある山頭火みたいな白濁スープの店もあるし、余計よくわからなくなった感じ。まあ、おいしいラーメンなら何ラーメンだろうがどうでもいいんですけどね。

 

そして帰りの飛行機に乗るため旭川空港へ。空港にはなんと「ホームページを作る人のネタ帳」のYamada(@yamada_nt)さんが見送りに来てくださいました。嫁さんはYamadaさんとは面識があったんですが、僕は初めてお会いしました。出発前の1時間程度でしたが実に有意義に過ごすことができました。お忙しい中ありがとうございました。

 

いよいよ北海道を後にします。今話題のスカイマークエアラインで成田空港まで。とりあえず特に服装や言葉遣いの乱れたCAはいませんでした(笑)

旭川は快晴でしたが、成田は雨だったので、近づくにつれてガタガタと揺れたりフワッと何十メートルか一気に降下したっぽい感覚とか、何度乗っても慣れない乗り心地が。どうも飛行機は好きじゃないなあ。うちの子供なんか全然平気で、僕が手のひらに汗かいてる横でiPadで遊んでたりしてましたが。怖いもの知らずが羨ましい。でも、やっぱり飛行機は移動が楽ですね。まあ、時間とお金が許せば帰りも寝台列車、今度は北斗星で、くらいな旅もしてみたいものですが。それはまた今度ということで。

 

旅行から帰ってきて1週間近く経ってしまいましたがようやく北海道旅行ブログもこれにて終了。それにしても北海道楽しかったなあ。ぜひまた行きたいです。今度は別の季節や(寒いのすごく苦手だけど冬とか最高でしょうね)、函館とか釧路とかにも行ってみたいですね。