鼻血が止まらなかったので耳鼻科に行ってきました

唐突ですが、去年の年末くらいから、ちょくちょく鼻血が出ては止まらない、という大変な事態になってしまいました。

とにかく、鼻血の勢いがものすごくて、脈と同じタイミングでボトボト落ちてくるのです。しかもなかなか出血がおさまらない。詰め物をして15分くらい安静にして「そろそろ止まったかな?」と詰め物を取るとまだすごい勢いでボタボタと。

鼻水をかむとかで鼻の中をいじるととたんに鼻血が出てきたり、しまいには何もしていなくても鼻血が出るようになってきてしまいました。それまでのいつもの鼻血だとこんな勢いで出ることはなかったし、詰め物してしばらくすればすぐに止まっていたものだったんですが。この鼻血は明らかに異なる感じです。何か変な病気になってしまったんじゃなかろうかとか余計な心配も。

さすがに困ったので先日、近所の耳鼻科に行って来ました。

 

とっととお医者さんに行けばよかったのです(笑)

先生の話では鼻の穴の奥の血管が切れてしまっていたようで、電気ゴテみたいなので焼いてもらうことになりました。

麻酔してから焼くので基本的に痛くはなかったんですが、赤熱したコテが鼻の中に入ってヤキ入れしているかと思うとゾッとしました(笑)

治療後、2週間ほど様子をみましょうってことになったんですが、とりあえず勢い良く鼻血が出ることはなくなりました。

これから一生鼻血が出まくる生活をしなければいけないのかと思っていたので、よかったです。

 

正しい鼻血の止め方

そんなわけで、観念して耳鼻科に行くまでの2ヶ月ほど、鼻血を止める方法でいくつか思い違いをしていたのでまとめておこうと思います。

今回のケースではドボドボ出やがるので、普通の治療方法では基本的には大して役に立たなかったんですが(笑)

 

まずは正しい鼻血の止め方です。

  1. 鼻血が出たらうつむく感じで顔をやや下に向けた姿勢でイスなどに座ります。
  2. 鼻を親指と人差し指でつまんで圧迫します。
  3. できれば冷たいオシボリなどで冷やせると効果が高いそうです。血管を収縮させるので血が止まりやすくなります。
  4. 5〜10分ほど安静にしていましょう。

 

これまで勘違いしていた鼻血の止め方

そして、僕がこれまで勘違いしていた、間違った鼻血の止め方です(笑) もし、僕と同じように間違った覚え方をしている人はこれからはやらないようにしましょう。

顔を上に向ける

「上を向いて休もう。鼻血がこぼれないように」みたいな歌がありましたが(ないです)、これはダメなんだそうです。

鼻血が出た時に上を向いたり、横になって休んでいると、ノドに血が流れ込みやすくなってしまうそうです。顔を下向きにして座りましょう。

なお、血液は飲み込んでしまうと胃や気管に入ったり気分が悪くなって最悪嘔吐したりしてしまうそうなので、ノドに流れてしまった血は飲み込まずに吐き出します。

これは僕は今まで全然できてませんでしたねー。上を向いて、ノドに流れた血は全部飲んでました(笑)ノドや胃が気持ち悪くなってましたが我慢してました。

「出血してもまた体に取り込むんだからプラマイゼロだろ?」みたいなテキトーな考えでしたね(笑)

 

首のうしろをトントン叩く

昔から「鼻血が出たら首のうしろをトントン叩け」みたいな民間療法がありますが、これは全然効果がないそうです。むしろ、神経を刺激してしまって逆効果になることもあるようです。

いくら自分でトントン叩くにせよ、手刀で気絶したり、最悪自分の首をはねてしまう可能性も否定できません(?)のでトントンしない方がいいですね。

 

鼻にティッシュを詰める

血が止まってティッシュを取る時に、また出血が始まってしまうことがあるそうです。張り付いたティッシュがカサブタ的なものを剥がしてしまうイメージでしょうか。

脱脂綿等のやわらかい素材のものを詰めるといいようなのですが、鼻から血が出て焦っているところになかなか脱脂綿を用意ってのもできないですね。

なかなかティッシュ以外を用意するのは難しい感じですが。まあ、できればティッシュじゃない方がいいってことで。鼻セレブみたいな高級ティッシュならそれなりに大丈夫だったりするんでしょうかね?

 

とにかく、お医者さんに見てもらいましょう

鼻血が出たら落ち着いて、正しい方法で止血しましょう。それでも止まらない場合や、僕みたいにちょくちょく鼻血が出るようになってしまったら、とにかく速やかに耳鼻科に行ってお医者さんに診察してもらいましょう。

僕みたいに「そのうち治るだろう」とか思って2ヶ月くらいガマンするとか論外ですよ? こんなにすんなり治るんなら、とっととお医者さんに行けばよかった。

とにかく無駄な2ヶ月でした(笑)