サクサク表示できるゼンリンの地図アプリを使ってみました

Google Mapsアプリがリリースされて、標準地図はともかくとしてiOS 6の地図アプリはひとまず一段落というところですが、ゼンリンのいつもNAVI [マップ]というのが出ていたので使用してみました。

   

 

シンプルでサクサク地図を見れる「いつもNAVI [マップ]」

機能的にはとてもシンプルで、キーワード検索と拡大・縮小、現在地でのヘディングアップ(向いている方向が画面上になる)くらいなもので、ルート探索などはありません。有料版の「いつもNAVI」にはカーナビ機能が搭載されているそうです。僕はこちらは購入してはいません。

アプリの起動も速く、一度見た地図をキャッシュしてくれるので、表示範囲を変更した際にGoogle Maps並みに高速に描画されるところがなかなか気持ちがいいです。起動が速い分、すぐに地図を見たい時にはGoogle Mapsよりも快適な印象です。

もちろん、3G回線など低速なネットワーク下ではしばらく待つことになりますが。そういう時はMapfanのようなオンラインデータを使えるアプリが便利ですね。

いつもNAVI [マップ]App
カテゴリ: ナビゲーション
価格: 無料(掲載時)

いつもNAVIApp
カテゴリ: ナビゲーション
価格: ¥800(掲載時)

外国からの旅行客向け?の「いつもNAVI JAPAN MAP」

おそらく外国の人が日本に旅行に来た時に使うためのアプリだと思うのですが、「いつもNAVI JAPAN MAP」というものもありました。こちらもゼンリンの開発で、海外向けと思われます。上記の「いつもNAVI [マップ]」とほとんど似たような機能のシンプルな地図アプリです。

“Free for a limited time!”と書いてありましたので、期間限定で無料のようです。 

 

初期表示やUIは英語です。下の「E(nglish)」と「J(apanese)」で地図表示を切り替えられます。

 

同じ縮尺で比較してみると表示されている内容が結構違うことがわかります。英語の時は海外の旅行者が観光で行きそうな、美術館やホテル、ショッピングスポットなどの名称が目立ちます。日本語にすると鉄道駅や高速の出入口など。これは日本人向けのゼンリンのマップそのままだと思います。

 

2本指でひねると現在地以外でも回転させられます(いつもNAVI [マップ]ではできません)Google Mapsとは違い、文字も一緒に回転してしまうので読みにくいですが。現在地でのヘディングアップももちろん可能です。

いつもNAVI JAPAN MAPApp
カテゴリ: 旅行
価格: 無料(掲載時)

 

 

どちらかというと、後者のJAPAN MAPの方が回転させられるだけ使い勝手よさそうだなとか思ったりもしましたが、さすがに英語モードがあっても日本人が日英切り替えて使うシーンってなるとイマイチ想像できないところではあります。

とりあえず、読めない地名があったら英語に切り替えてローマ字読みを調べられる、みたいな使い方ができそうですね。

なお、どちらのアプリも日本以外の地図は見ることはできません。